「ファロウェラ・オキシャリンチャ」再び!

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。。。

幼稚園では悔しい思いをしました・・・。。。ですので、ちょっと景気の良いお話でも!!


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とあるショップに突然入荷した、販売名「ロングノーズファロウェラ」。。。ペルー便とのことでした。
ファロ支部としては、放っておくわけにはいきません。しかし、またもや「通販」で購入しなければならず(基本的に通販でお魚を買うのは大嫌い)、躊躇しましたが、“リスク”を承知で3匹購入致しました。。。

最初、ショップのHPで写真を拝見した時、このお魚は「Farlowella platorynchus Retzer & Page, 1997」(ファロウェラ・プラトリンチャス)だと確信したのでした。。。
背ビレ側からの写真だけでしたが、以前見たことのある本種と非常によく似ていたからです。

「F.プラトリンチャス」は、F.amazona Groupのファロウェラ。。。外見的・身体的特徴は、
① 鼻が長い(まさにロングノーズファロウェラ!)、
② 腹側のウロコが2枚並び(いわゆる『2枚組』)、
③ 模様は派手なほう(ファロウェラの中では、と言う意味です)。。。





ところが、、、









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はてさて、、、以前にも紹介したことのある「F.オキシャリンチャ」。この間の個体は、非常に綺麗な模様をしておりました。。。とっても鮮やかな『白と深緑と黒と茶のハーモニー』という感じの模様だったんです。

しかし、今回の個体は、まぁ本来のファロウェラって感じの『茶色と赤茶色と肌色のグラデーション』といった風情・・・。その色彩雰囲気は、「F.オキシャリンチャ」よりもむしろ「F.プラトリンチャス」っぽい感じがします。。。

そうは言っても、腹側のウロコが3枚並びの『3枚組』ですから、「F.プラトリンチャス」のはずが無いのです。。。


となると何者?。。。で、いつもの作業です。産地(ペルー)、特徴(鼻長、3枚組)、色・模様(網目模様)などの初期情報をインプットすると、次の3種類に絞ることが出来ました。

① Farlowella nattereri Steindachner, 1910 (ファロウェラ・ナッテレリィ)
② Farlowella oxyrrhyncha Kner, 1853 (ファロウェラ・オキシャリンチャ)
③ Farlowella reticulata Boeseman, 1971 (ファロウェラ・レティキュラータ)


で、今回のこのお魚が「F.オキシャリンチャ」である決定打なのですが、、、


それは、以下の2点で、「F.ナッテレリィ」(ちなみにファロ支部に1匹居ます)と「F.レティキュラータ」と違っていたのです。

1) (背ビレの骨の長さ)÷(口から鼻先までの長さ)=1.08でした、、、
この数値は「F.オキシャリンチャ」の特徴に見事に合致します。

2) ファロ支部に来たばかりの時はヒレがかなりぼろぼろで解らなかったのですが、それが再生してみると、、、
その模様は、「尾びれの上側に色素が入り、下側は半透明」でした。これは、「F.ナッテレリィ」でも「F.レティキュラータ」でもなく、紛れも無く「F.オキシャリンチャ」の特徴なのです。


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と言うことで、前回の「F.オキシャリンチャ」ほどの派手さは無いのですが、上の写真のお魚さんは本種であることが判明しました!

パチパチパチパチ。。。

今回の3匹はサイズもちょうどよく15cmSLぐらいです。。。大事に長期飼育目指して面倒を見ていきたいと思います。。。




前回の失敗からまだ数ヶ月、、、再び「F.オキシャリンチャ」に出会えたなんて、ラッキー!!








(追記)

実は通販で購入し、到着してから既に10日が経っています。。。
購入にあたっては、メールでショップに問い合わせを致しました。その際、「フィラメントが切れ気味」との連絡を受けましたので、「状態調整後、納期をご連絡下さい」と返答致しました。。。
そのやりとりからたった3日後に「着状態良好、発送可」とのご連絡を頂いたのですが。。。正直『早っ!そんなんで状態調整になるの?』と、思いましたよ。。。ちょっと“不安”になったのも確かです。

そして、その不安は的中することになります。。。梱包を解いてびっくり!!「フィラメント切れ気味」=「尾びれが半分以上欠損」、その他のヒレも切れ気味、そしてそして、3匹のうち2匹は「綿カビ」を発症していました。。。なんともまぁ・・・・。

まぁね、、、そういったことが通販の“リスク”なんですよね!やっぱり自分の目でしっかり品定めして、状態をしっかりと確認した上で、ショップのお兄さんと色んなお話して、、、そして買うべきなんですよね!

もしかしたら配送中に「尾びれが欠損」し、「綿カビが発症」したとも考えられなくはないと思いましたので、ショップには連絡しませんでした。まさか綿カビを知ってて出荷したとも考えにくいですし、尾びれの欠損は、ファロウェラなら仕方の無いことです。。。死着など、着時の状態による補償などもあるのでしょう。。。場合によっては着払いで返品!なんてケースもあるのかも知れません。。。でも、折角ねぇ、地球の裏側から来たのに狭い日本を行ったり来たりじゃ申しわけないです。。。それに貴重なお魚さんですから、きっとショップの水槽よりファロウェラ専用の支部の水槽の方が良いかもしれませんしね。。。で、ファロ支部で治療することにしたんです。。。

幸い、綿カビは「ヒコサン綿棒直塗り攻撃」と「ファロ支部式ブラックウォーター殺菌攻撃」によって大事に至らず治りました。。。念のため、水槽は「殺菌灯」で水を廻しています。。。こちらはもう少し様子を見てから取り外すつもりです。
尾びれや各ヒレの欠損は、病気で無い限り1週間ぐらいで再生します。案の定、1週間できれいに揃いました。。。
まだ、水槽の環境には慣れていないようですが、夜間に何かしら食べているようです。。。慣れていない証拠に、綿カビを患っていた2匹はまだちょっと呼吸が早いです。。。

できれば、今後は、通販での購入は控えようと思います。。。(そうは言っても便利なんだよなぁ)
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by ybkj | 2006-10-25 01:49 | 枝の飼育

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