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「ファロウェラ」の品格 (『枝支部』2008年春休み特別企画)

こんにちは。。。ybkjです。

ようやく寒い寒い“今年の冬”も終わり、一気に桜満開の春がやって参りました!
皆々様におかれましても、新しい季節を迎えるに当たり、益々、前つんのめりにアクアリゥムを楽しんでおられることと、お喜び申し上げます。

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      見よ!この圧倒的な存在感!!

確か、、、この『枝支部』と言う名の拙ブログは、、、 
「ファロウェラ」を語りまくる為に開いたブログなんじゃ~なかったっけかぃ・・・?
まぁ~恐ろしや、、、付設の『検索キーワードランキング』なるものを見てみると、見事なまでに「オトシンクルス」に占拠されまくり。
肝心要の「ファロウェラ」など、ここ2~3ヶ月はランキングにすら入ることも無く・・・。

こんな状況じゃ、全くもって本末転倒。。。許されるはずが無く!!
『枝支部』としてのプライドと想いを目一杯込めて、思いっきり、そして画像も一杯使って、ガッツリとしっかりと、我が永遠のアイドル『枝』こと、
「ファロウェラ」を、忘却の彼方に追いやられてしまわぬうちに、大々的に取り上げておきましょう!!




と・こ・ろ・で・・・、、、話しは変わって、、、

昨今、巷では「xxxの品格」と言う本がやたらと目に付きます。まぁね、流行語大賞にもなったぐらいですから、流行りモノ大好き国民性の日本人にとっては、「xxxの品格」とつけば、思わず何でもかんでも買ってしまう、ってのも妙に頷けてしまいます。
そうは言うものの、まぁ~、どこもかしこもネコも杓子も「品格」、「品格」と。。。
んで、「品格」とは一体何ぞや?と、そもそもの意味を辞書で引いてみると、『その人やものに感じられる“気高さ”や“上品さ”』という意味でした。。。なるほどねぇ~。
でもね、その「品格」を謳っている巷で流行した本の中には、「品格」の本来の意味を履き違えているんじゃないの?と言う本もちらほら・・・。「品格」をつけりゃ~売れるだろうけど、本は内容と文章で勝負しろよ!(と小さな声で言いたい・・・)

それじゃ、そんな中途半端な「品格」ブームにあやかって、、、
「ファロウェラ」の品格なんてものを探ってみましょうか!




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【品格その一】高貴なる“長い鼻”。
“気高さ”とは、高貴な様子を表します。。。そして、鼻高々に「我ここにあり!」と自らを誇張するこの容姿。追従を許さない独特なフォルム。。。数多存在する「ロリカリア」の中でも、ここまではっきりとしたアイデンティティをもつ「ファロウェラ」は、この種独特の進化を遂げてきたのでしょう!




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【品格その二】類い稀な“ガラス磨き”。
「プレコ達」だろうと「オトシン達」だろうと、ガラス磨きに関しちゃ「ファロウェラ」の右に出るお魚は居ません。大胆にそして繊細に、その仕事を全うしてみせるのが「ファロウェラ」ってもんです。彼らが居れば、ガラスはいつもキレイなまま。。。言うなれば、「プレコ」並みの馬力を備え、「オトシン」並みに丹念にガラス面をハムハムする「ファロウェラ」は正に“一流職人”。




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【品格その三】“黄金に輝く”ペルー便。
去年はとうとうお目にかかれなかったペルー便の「ファロウェラ」。。。種類は「Farlowella vittata (ファロウェラ・ビッタータ)」なのですが、何しろ、飼い込むごとにその“黄金”色が深みを増し・・・。コロンビア便の「ファロウェラ」がくすんで見えるほど輝いて見えるさまは、正に“品位”を兼ね備えています。。。はぁ~、この輝き、Priceless。。。




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【品格その四】性格はいたって“温厚”。
“きかん坊”は、どの世界にも居るものです。お魚でもそう。顔を見合わせれば、すぐ喧嘩したり、種類を問わず追い掛け回したり。。。まぁ、ここで言えば、同じ「ロリカリア科」の「プレコ達」の事なんですけどね・・・。見てる(飼ってる)こっちが、ハラハラドキドキ・・・。そんなストレスとは無縁なのが「ファロウェラ」。特に混泳魚には一切イタズラしません。それどころか協調性すら感じられます。。。この穏やかさは正に“王家”を思わせる堂々ぶり。




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【品格その五】みんな仲良く“共同生活”。
まぁね、、、混泳魚が混泳魚なので、エサの取り合いなど全く無いのですが・・・。「ファロウェラ」は、俗に言うスローイーターです。エサを入れた途端にがっつきまくって意地汚く見えるお魚と違い、ゆっくりとしなやかにエサを探し、そしてゆっくりと食事をします。。。仲間たちや混泳魚たちとの奪い合いも当然のごとくありません・・・。そのゆっくりとした食事は正に“ディナー”。。。




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【品格その六】汚れ仕事も“ボランティア”。
水面とガラス面の接触部に残る老廃物。。。放っておくとガラス面に白く残って汚らしく見えてしまいます。せっかくの水槽が台無し・・・。「ファロウェラ」なら、ほらね、しっかりと掃除をしてくれます。(本当は食べてるだけなんですが・・・) 何が凄いって、「プレコ」はせいぜい水面上1cmぐらいの高さまでしか顔を出しません。「オトシン」に限っては水面の表面張力が効いているところまでしか来れません。しかし、「ファロウェラ」は軽く3cmぐらい、お手の物!!(鼻は含まず・・・笑)
下に行けば、エサがあるのに、わざわざリスクを背負って水面まで・・・。貴族の方々がリスク覚悟で、地雷除去の“ボランティア”に出かける美談をよく耳にしますが、この行動がそれに似ているとするのは、ちょっと言いすぎか・・・ナ?




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【品格その七】お食事は“バランスよく”。
水槽内に知らず知らず発生する、コケやヌルヌル。。。「ファロウェラ」をはじめとした「ロリカリア科」のお魚はみんな、そんなコケやヌルヌルが大好きです。これらには、植物性もあれば動物性のものもあります。でもね、やっぱりなんだかんだで“お肉”は大好物なんですね!アカムシなどしっかりした動物質のエサを与える事によって、コケやヌルヌルも活発に食べるようになります。何故なら、彼ら「ロリカリア」にとっては大事なリグニンを摂取しなければならないから。ちなみに、“のけぞって”アカムシを食べる様子は笑えますが。。。
高貴なあなたのお食事は、飼育者であるybkjがしっかりバランスよく面倒を見させて頂きます。




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【品格その八】生活スペースは“バーティカル”。
写真の「ファロウェラ」、種類は「Farlowella mariaelenae (ファロウェラ・マリアエレナエ)」。。。なかなか表に出てこない種類なのですが、たまたま写真に収める事が出来ました。彼ら「ファロウェラ」は基本的に“縦”方向に生活しています。エサの時以外は、ガラス面や流木や水草に“縦”で過ごしています。しっかりと“縦”に生活していることで、健康状態が判るんですよ!調子の悪い個体はブラさがれません・・・。
個人的に思うんです。「ストゥリソーマ」(ロイヤル・ファロウェラ)って、この「F.マリアエレナエ」が進化した種類なんじゃないかって・・・。ヒレの大きさや容姿が一般種「F.ビッタータ」と比べて、とっても“ロイヤル”・・・。





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【品格その九】環境・水質に“わがまま”。
「ファロウェラ」は基本的に丈夫で強いお魚さんです。。。しかし、その丈夫さを発揮する適応水質範囲は非常に狭い・・・。悪く言えば“わがまま”なのですが、一概に貴族など高貴なお身分な方々は、色々なことに“わがまま”なものです。。。“こだわり”に置き換えれますが・・・。しかし、お魚である「ファロウェラ」の場合は、環境や水質に何か気に食わない事があると、あっという間に死んでしまいます。身を呈してまで“わがまま”を通し、愚直に飼育者に対して、環境・水質の不備を知らしめる。。。もうここまで来ると、“武士道”の精神すら感じます・・・。




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【品格その十】もはや“我が輩は枝”である。
状態の良い「ファロウェラ」は、かなり活動的です。同じところにじっとしているのはむしろ珍しいのですが、人影か近づいたりカメラを急に近づけたりすると、当然の事ながら、とっさに身構えます。身構えた場所が流木の上ならば、サササッと流木の裏に隠れこんでしまうか、じっと動きを止めて、体の色を流木に馴染ませます。。。また、運悪く砂底に居た場合は、一気に泳いで流木に逃れるか、何のことは無い底に沈んだ“枝っきれ”になりすまします。。。まぁ、どっちにしても“枝”でしかない訳ですが・・・。そんな所作に「ファロウェラ」なりの気品が溢れています。





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左:「ファロウェラ・マリアエレナエ」 右:「ファロウェラ・ビッタータ」

「オトシンクルス」もいいけど、、、や、やっぱりね、、、ぼ、ぼくは・・・、

『ファロウェラの方が大好きだ!!』




たかが「枝」、されど「枝」


ではでは、皆さん。次の機会までごきげんよう!!

やぶかじ

おまけ(小さな巨人)
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by ybkj | 2008-03-28 06:23 | 枝の飼育

「ファロウェラ」2007年傾向と対策

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。。。


近頃、頻繁に店頭に並ぶようになった「ファロウェラ」。。。毎年、この時期が“旬”。
比較的安定した個体がコロンビアから数多く輸入されてきます。


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Farlowella vittata 「ファロウェラ・ビッタータ」メス。2005年春購入個体。


そして、今年もその季節がやってきました!


そこで今回は、2007年版『ファロウェラ購入』傾向と対策を少々・・・。

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by ybkj | 2007-04-13 01:40 | 枝の飼育

「ファロウェラ・ビッタータ」日常の風景

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。。。

(にしおかすみこ風)
最近、銀座の屋上あたり『枝』を根こそぎ買って行った奴っていうのはっあ~、どこのどいつだっあ~ぃ?
わたしだよ・・・(自虐。。。ずっと待ってたんだ。欲しかったんだよ。。。



さて、、、



ここのところ、一昨年ごろに購入した「ファロウェラ・ビッタータ」、「ファロウェラ・ナッテレリィ」があいついで数匹死んでしまいました。。。
「ファロウェラ・オキシャリンチャ」は残念な事に全滅してしまいました。。。

今回も、他のお魚には全く被害が出ていません。「ファロウェラ」だけが選ばれたように死にました・・・。
こういったケースは今回が初めてではなく、過去にも何回か発生しています。
原因は、、、
“『ろ過やらろ材やら飼育水やら底砂やら』、それら全てがバランスの中で相互に関係している『総合的飼育環境』がいっぱいいっぱい”
になってしまったから。。。
なんじゃそりゃ?と思われたでしょう。。。しかも抽象的な表現ですし。。。しかし、申し訳ないのですが、こうとしか説明出来ません。

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↑難を逃れた「ファロウェラ・ビッタータ♀」

一旦死に始めると、チェーンリアクション的に群れが全滅することもあります。目立った症状は出現せずに、一日一日、ポツポツと死んでいくんです。。。恐いです・・・。早期発見で最悪の事態は回避出来るようですが、「体の一部が白くなる」症状の個体が出た場合はかなりヤバイ。。。群れごと逝っちゃうかもしれません。

水換えをあまり好まない「ファロウェラ」なのですが、水換えし無さ過ぎもやはり問題です。
予防としては、『総合的水槽環境』のバランスが目一杯になる前に水換えをしてあげること、ろ材を洗浄することなのですが、その水換えやメンテナンスの周期は水槽ごと違うので、グッドタイミングを見出すのは難しいです。。。敢えて言うなら、植えている「エキノドルス」の成長スピードが極端に遅くなり始めた頃合い、、、でしょうか・・・。

ちなみに、定期的に水換え(例えば“週に一度3分の1”とか)していると「ファロウェラ」は長生きしません。。。




さて、今月になって「ファロウェラ」の記事を一つも書いていませんでした。世間から忘れ去られてしまう前に、日常の光景をスナップしてみました。


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エサを食べにペルー便の「ファロウェラ・ビッタータ」2匹が降りて来ました。



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こっちの「ファロウェラ・ビッタータ♂」はガラス面をハムハムしてます。



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こちらはコロンビア便の「ファロウェラ・ビッタータ♂」。色が濃い個体です。


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上と同一個体。底でアカムシを食べた後、ガラス面に移動して来ました。




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ペルー便の「ファロウェラ・ビッタータ」。。。やっぱり何度見ても美しいです(爆。。。
このロットで購入したペルー便「ファロウェラ・ビッタータ」は全部で5匹でした。が、半年でこの個体1匹だけに・・・。
現在、2年前に購入したペルー便「F.ビッタータ」と合わせて、“極美”枝は3匹居ます。今年になってからは、まだ入荷していないようです。。。



こうやって見ると、茶大枝も捨てたもんじゃないでしょ?



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by ybkj | 2007-03-29 00:31 | 枝の飼育

「ファロウェラ」の魅力って?

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。。。

改めて考えてみたんです。「ファロウェラ」というお魚の魅力って一体なんなのだろうと・・・。
どうして、ここまで意地になって「ファロウェラ」に拘るのだろうって、哲学してみたんです。。。

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水槽の照明が暗く、粒子の粗い画像になってしまいましたが・・・。
ちなみにこの個体は、去年通販で購入した「目が窪んだ」個体です。何度かご紹介しましたから、覚えている方もいらっしゃると思います。
やばいかなぁ?と思っていたのですが、事の外、生命力が強かったようです。。。


この写真を見ても、どうってことないお魚なんですよね。。。「ストゥリソーマ」のような精悍さはないし、「オトシン達」のように可愛らしさもない。
「リネロリカリア」のように丈夫ではないし、「プレコ」のようにお値段が高いわけでもない・・・。
単に「枝」ボディにしょぼいヒレがくっついただけの容姿で、コケこそまぁまぁ上手に食べてくれますが、それ以外に目立った特技はありません。。。
泳ぎは不恰好で要領を得ず、エサを食べる姿は不器用そのもので、見れたものじゃありません。


「ファロウェラ」を長期に飼育することは決して簡単ではありません。そして、とにかくよく死ぬお魚であることも確かです。。。一旦しっかりと環境・水質に馴染むと早々死ぬようなことはなくなりますが、その「馴染む」確率はせいぜい50%~60%程度。。。つまりは、10匹買ってきたら半分はどんなに頑張っても悩んでも死んでしまう可能性が高いという事なのです。

今までに何匹の「枝」を死なせてきたか、、、既に数える事すら出来ません。。。




「ファロウェラ」を長年飼育して来て一番厄介に思うのが、お店に入荷してから裕にひと月以上経過した個体を買ってきて、立ち上がったかな?と安心しても、突然死んでしまうことなのです。。。中には、はっきりと病気の症状を発症させて死ぬ個体も居ますが、それらはまだ良い方で、大半はコロっと一晩で死んでしまうことがあるんです。あたかも“賞味期限”が切れたかのように・・・。
他のお魚ではあまり考えられない死に方です。。。水槽に放流して3ヶ月~4ヶ月ぐらい経ってから、突然死んでしまう個体が多いのが特徴です。。。
他の種類の『ロリカリア科』のお魚に関しては、よっぽど水槽の調子が急変しない限り、普通3ヶ月も飼育していたら、そうは簡単に死なないんですけどね!
エサが原因なのか、水質や環境に問題があるのか、元々体内に持っている病気が何かのきっかけで発病したのか・・・?。。。



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この個体は、コロンビア便の「ファロウェラ・ビッタータ」のメスです。お腹のハリ具合から卵を抱えているものと思われますが、そう簡単に産んでくれないのが「ファロウェラ」です。。。
“産め産め攻撃”と称して、色々と試して来ましたが、中々上手く行きません。
2005年、2006年共に1回ずつ産卵させることに成功していますが、産ませるための水換え(産め産め攻撃)によって、確実に成魚を何匹か殺してしまっています。



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2005年に成功した「ファロウェラ・マリアエレナエ」の産卵


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2006年に成功した「ファロウェラ・ビッタータ」の産卵



ある程度は「人工的に産卵させる条件」らしきものを掴んできてはいるのですが、成魚の犠牲を無くして産卵させる方法を見つけない限り、生産性が良いとは言えません。
しかも、その稚魚はいわゆる「3週目症候群」に見事にやられてしまいます。




と様々な角度から検証すると、「ファロウェラ」というお魚は、「死ぬ」「産まない」「育たない」の負の3拍子が揃ったお魚であることがわかります。
その上、「地味」「動かない」「図体デカイ」とくれば、中々どうして、飼う人が少ないのも頷けます。。。



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そんなしちめんどくさい「ファロウェラ」の中でも、最も面倒なペルー便の「ファロウェラ」。私の中では、この便のこの「金枝ファロウェラ」、しっかりと数を揃えて、しっかりと長期飼育させてみたいんです。というより、挑戦してみたいんです。。。
師匠、持ってきてぇ~!!(と、屋上に向かって叫んでみる)



「ファロウェラ」の魅力を常識的に平たく考えても、その魅力が魅力に感じないと思うんです。
というのは、上述通り、色々と厄介なお魚であるからです。




でも、敢えて、、、わたし的には、厄介で無骨だからこそ「魅力」なのかも知れません・・・。



やめられまへんなぁ~。




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by ybkj | 2007-02-17 01:30 | 枝の飼育

「ファロウェラ支部」のファロウェラ達、どうしちゃったの!?

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。

お魚に関係のないお話・・・。

社会人駆け出しの頃に取り引きをしていた、韓国の友人と13年ぶりに再会しました。お互いに歳は取ったものの、「鼻っぱしら」の強さでは、お互い一歩も譲らない性格なのですが、そこんところはナショナリティなメンタリティで、お互いグッとこらえる事も少なくない訳です。。。
まぁね、彼とは色々ありましたが、「当時は憎きライバル」、『今では良き戦友・・・』、といったお付き合いをしています。。。

当時の彼の自慢は、ローンで購入した車でした。車種は「ヒュンダイ」の『チェアマン』。。。会社の重役が乗り回す、いわゆるVIP用リムジンです。。。そして、私が韓国に出張に行くたびに、よくこう言い放っていたものです・・・。

「俺が乗ってるチェアマンは、日本の『日産プレジデント』よりも偉い車なんだぜ!」、と。。。

そうなんです。“半島”の人々は、いつも“島国”を意識し、どこかで超えてやようと頑張っています。
日産の「プレジデント(President)」は「社長」と言う意味。。。(この場合「大統領」とは言いません・・・)そして、彼の「チェアマン(Chairman)」は「会長」と言う意味です。つまりは、社長より会長の方が偉い。日産(Nissan)より現代(Hyundai)の方が偉い。島国より半島の方が偉い!、と、そう言いたかったんですね。

そして、13年ぶりに会って、、、私の事務所が見たいということで、お連れしました。。。で、私のデスクの上には、私が愛飲している「十六茶」のペットボトルが置いてありました。
刹那、私は、彼の性格が13年経ってもなぁ~んにも変わっていない事を目の当たりにする羽目になるのでした。。。

「俺が韓国で飲んでるのは、『17茶』ってお茶だぜ!」。。。

あーそーですか・・・。。。それは凄いこと!どうせなら、30茶ぐらいにしとけって!!
その前に、そんなお茶を作って売っているところが“半島”の負けん気根性ってやつです。。。

そんな二人は銀座に行って、仲良く「回転すし」ランチを食べたとさ。。。めでたしめでたし・・・。



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すっかり状態が安定して、落ち着いて見える「ファロウェラ・ビッタータ」によく似たペルー便の「ファロウェラ」。鼻の穴が青いのは、そのうち取れるとして、本当に綺麗な個体です。。。(この写真は、数日前に撮影したものです)


そして、先々週あたりから、各水槽の「ファロウェラ」どもがどうも騒がしいんです。。。
オトシンばりに『スクーリング』を繰り返し、プレコ並みに『夜中に大暴れ』。
まぁ、今までにもそれなりにあるにはあったことなのですが、今回は少々異常な盛り上がり。。。


冬場は、保温と蒸発を防ぐために『ガラス蓋』をします。
「ファロウェラ」はあぁ見えて、実は飛び出し事故が多いお魚さんなのです。。。まぁ、フタさえしておけば、飛び出すことは無い、、、

はずなんですが・・・。
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by ybkj | 2007-01-24 00:34 | 枝の飼育

「ファロウェラ・ビッタータ」ペルー便?

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。


会社からの帰り道。
私は電車に乗るのが大嫌い、ついでに健康にもちっと気を使い、、、っちゅうことで事務所から一駅先まで歩いて、少しでも電車に乗る時間を少なくしてから帰宅の途についています。。。
その道すがら、仕事の事とか、家族の事とか、趣味の事とか、、、色々と思考を廻らせるのが、いわば日課、ルーティン。
意外とすっきり脳みその切り替えが出来たりして、私の中ではとても大切な時間なんですね。



今日の帰り道、、、ふと、、、思いついてしまったんです。。。


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この「枝」って、本当に「ファロウェラ・ビッタータ」なの???

謎だ・・・。
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by ybkj | 2007-01-17 00:09 | 枝の飼育

「ファロウェラ」3年生

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。


2007年になって、ようやくにして「ファロウェラ」の登場となります。

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この個体、購入してからすでに3年以上経っている、ファロ支部の中では「中堅部員」のはずなのですが。。。
種類は Farlowella vittata 「F.ビッタータ」。名前とかはつけていませんが、この水槽の群れの中では、一番偉そうにしています。
確か、、、ベネズエラ便から抜いてきた固体で、購入当時は120mmSLぐらいの可愛い「小枝」ちゃんでした。




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現在、F.ビッタータ、F.オキシャリンチャ、F.マリアエレナエ、F.ベネズエレンシスの4種類がごちゃ混ぜに生活していますが、
とにかく強い!縄張りも水槽の真ん中(エサ場となっている所)、エサを食べている時もなりふり構わず仲間を蹴散らします。
性別は確認した事ありません・・・(爆。多分メス。体長は200mmSL程度と言ったところでしょうか!かなりデカくて立派です。



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そして、餌付いていますから、人間(特に飼育者)の姿を見るや否や、エサをもらえると思って、エサ場に降りてきます。。。慣れていないうちは、人の姿を見ると水槽の後ろ側に逃げていく「ファロウェラ」ですが、慣れると結構図々しい・・・。



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「ファロウェラ」って、もう少しこー、控え目で奥ゆかしい感じの方が可愛らしいんだけどなぁ・・・。
見ようによっては、ふてぶてしい顔してるし。。。


そ・こ・で、、、

ちょっとばかり憎らしかったので、ガラスを小突いてやりました。



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へへっ!びっくりしてやがんの!!



と、日頃の鬱憤を「枝」で晴らす・・・。



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by ybkj | 2007-01-10 23:48 | 枝の飼育

「ファロウェラ」のシュノーケリング行動について。

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。

こうも「冬」が暖かいとどうも調子が狂ってしまいます。。。
今年ほど“地球温暖化”を身体で実感させられる年は、今まで無かった気が・・・。
寒いのはあまり好きではないですが、こんなに暖かい日が続くとなると、いい加減「ビシッ」と寒い朝を迎えたくなりますな。

Merry Christmas !!



では、お魚のおはなし・・・。


「ファロウェラ」・・・、この種類のお魚さんが厄介なのは、以前から話していますように「着状態」が良くないこと、そして状態の良い個体が中々我々のところまで流通してこない点です。たとえ問屋さんの水槽で状態を取り戻して出荷されたとしても、今度はショップの販売水槽が、「ファロウェラ」の水質に合っていないと、そのお店であっという間に調子を崩してしまいます。。。
残念ですが、一旦そういう風に状態を落としてしまった「ファロウェラ」は、折角購入しても先ず99.9%立ち上がることなく死んでしまいます。

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「ファロウェラ」は、一旦きちんと健康を取り戻す(立ち上がる)と、見かけ以上に丈夫なお魚でもあるのです。
健康な「ファロウェラ」は、エサを積極的に漁るようになります。普段の生活では、彼らはほとんどの時間を“垂直”に過ごします。。。そして、ほかの『ロリカリア科』同様に「ファロウェラ」も以外とお肉好きの雑食性のお魚です。冷凍アカムシはファロ支部でも大人気で、ゆっくり探してゆっくり食べる「ファロウェラ」はスローイーター。。。
エサがきちんと廻るように、レイアウトと混泳魚にも注意してあげることが大切です。


先日ご紹介したペルー便「ファロウェラ・ビッタータ」(5匹中3匹死亡)とベネズエラ便「ファロウェラ・マリアエレナエ」(7匹中0匹死亡)、その後の状態を観察しながら、「ファロウェラ」の状態の見極め方や購入時の注意点を考えてみたいと思います。

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by ybkj | 2006-12-24 01:36 | 枝の飼育

「ファロウェラ」と言うお魚って・・・。

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。

今更ながらなのですが、つくづく「ファロウェラ」に魅せられているybkjなのです・・・。
難しくなればなるほど、燃える性格(炎。。。


コメント欄でも少し触れました。
確かに「ファロウェラ」は日本に輸入されて来ては居るようです。
どのくらいの数がどのくらいの間隔で輸入されてきているかは判らないのですが、それなりに入荷はしているのは間違えありません。

なのに、何故、こうも店頭に並ばないのでしょう・・・。

それは以前も触れたように、「着状態が著しく悪い」から。。。
問屋さんも努力されているのでしょうが、いかんせん、致死率の高いお魚・・・。それが「ファロウェラ」です・・・。



↓のファロウェラ、店員さん曰く、
「入荷して1ヶ月は経っていますよ!ほとんど落ちてませんし。最近では珍しく状態好いですよ!!」、と。。。

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私は、思ったのです。
『1ヶ月以上経った個体の鼻の穴が、未だに“薬”の青に染まってるってぇのは一体どういう所存だい?』、と。。。
経験から言うと、これは入荷して1週間も経っていないでしょう。。。体色も抜けていますし、体の随所が薬の青に染まっています。。。
きっと、売り急ぐためのセールストークだったことも想像に難くありません・・・。



そんなこんなで、最近、ちょっとまとまった数の「ファロウェラ」を購入致しました。。。
ペルー便の「ファロウェラ・ビッタータ」とベネズエラ便の「ファロウェラ・マリアエレナエ」です。


今日は、その導入についてのお話です・・・。

ちなみに、両方とも販売名は『ファロウェラ・アクス』でした。。。おいおい・・・。

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by ybkj | 2006-12-19 23:56 | 枝の飼育

「ファロウェラ・ビッタータ」地域差について。

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。

「ファロウェラ支部」と豪語しておきながら、最近めっきり「ファロウェラ」の記事を書いていない気がします・・・(爆。
いえいえ、“気がします”ではなく、確実に書いていない訳です。。。

ついでに、そろそろ「自分ノルマ」に対してのプレッシャーも感じ始める月半ばですし。。。


ここは一つ、初心に戻って、近頃とても気になる「ファロウェラ」『2枚組』のウロコの事を考えてみたいと。。。


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すっかりお馴染みになりました(なったのかな?本当に・・・)Farlowella vittata(ファロウェラ・ビッタータ)です。。。実際に販売されている「ファロウェラ」の中では最も流通量が多い種類ですが、そのほとんどは「ファロウェラ・アクス」として、販売されています。
ですが、100%「ファロウェラ・アクス」が熱帯魚として流通されることはなく、、、販売するショップは元より、問屋さんやシッパーさんもしっかりその辺を認識して頂きたいものです。。。
つい最近に至っては、某まぁまぁ有名なショップの「入荷情報」に、あろう事か販売名が「ファロウェラ・アスク」となっておりました・・・。

いい加減にせんか(怒!!



はてさて、気を取り直して。。。

↑の「ファロウェラ・ビッタータ」は、ベネズエラ便から購入した、いわばオリジナルな「F.ビッタータ」、典型的な「F.ビッタータ」の容姿を持つ個体と言っても過言ではないでしょう。カフェオレちっくな茶色ボディにこげ茶のラインが鼻先から背ビレの後ろ側まで鮮やかに入っています。そこから尾びれまでは、ヘビのような模様が入るのが特徴です。。。

ビッタータの語源は、“模様が綺麗”というラテン語から来ているようなので、まさにこの個体は、“ビッタータ”です。はっきりしたメリハリのある模様に、うっすらと水色のグラデーションが体側に入っています。。。

しかし、流通している「F.ビッタータ」には、非常に多くの「???」個体が存在しているのです・・・。

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by ybkj | 2006-12-14 01:00 | 枝の飼育