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「ファロウェラ支部」砂潜り。

皆さん、こんばんは。ファロ支部ybkjです。

先日、妻から聞いた「近所の奥様」との会話・・・。

奥 : 「やぶかじ(仮名)さんのお宅は、熱帯魚がいっぱい居ていいわねぇ。癒されるでしょ。」
妻 : 「うーん・・・、って言っても旦那がやってる事だから。。。」
奥 : 「やっぱり、あれ、“ニモ”とか泳いじゃってるの?」
妻 : 「・・・、なんか“ドジョウみたい”なのがうようよしてるのよ。」
奥 : 「へ?」

妻曰く、世間で言う『熱帯魚』は、きらびやかでキラキラしていて、癒すものなのだそうです。
そんな世間の奥方仲間に、我が家の『熱帯魚』を説明するのは困難極まりないのだそうで・・・。
で、手っ取り早く『ドジョウ“みたい”』だと言うのだそうです。すると、それ以上余計な突っ込みをされずに済むらしい。。。


んじゃ、今日はうちの神秘的な『ドジョウみたい』なお魚さんを2種類。。。


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砂に潜ってます。。。








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1匹目は「Crossoloricaria rhami Isbrucker & Nijssen, 1983」(クロッソロリカリア・ラミィ)でした。
去年の夏に卵を産みましたが、孵化する前にカビて全滅してしまいました。。。その後、相次いで飛び出し、ついには、この個体1匹が残るのみになってしまいました・・・。1匹になってしまってからは、とても大人しく、以前のように夜中に大暴れすることはなくなり、ちょっと寂しいです。
本種は数匹で競い合うように飼育してあげたほうが良い結果が出るようです。
残ったこの1匹はメス。。。現在、SL170mmほどに成長しました。照明が点いている時は先ず姿を見せません。そう、砂の中に隠れています。時折、ブルブルっと身体を震わせながら、砂の中を移動します。通った後は、見事なまでに轍が出来るんですよ。
同種間では争いが多いですが、他種にちょっかいを出す事はありません。
見かけ以上にパワフルで、消灯時にはかなりの勢いで泳ぎ廻ります。口が大きく、バフバフと牛のようにアカムシを食べる姿は豪快です!

本邦にはほとんど流通されてこないのですが、ドイツあたりではちょくちょく流通しているようです。。。何とかまた数を揃えて、この子に卵を産んであげさせたいなぁ・・・。店長さま、宜しく!!




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2匹目は「Parotocinclus jumbo Britski & Garavello, 2002」(パロトシンクルス・ジャンボゥ)でした。
販売名は、何故か世界的に「ピットブル・プレコ」。また「LDA25」の名札もついています。。。大量に入荷して、販売水槽に詰め込まれて売られている様子はとても気の毒です。。。目がすっ飛んで、はぁはぁぜぃぜぃしている個体の多いこと・・・。
入荷したての個体は状態が悪いことがほとんどですから、入荷してから少なくとも1ヶ月以上経ったお魚を買うようにした方がよいです。
調子の良い個体は普通に「砂に潜って」生活しています。逆に調子が悪いと砂に潜らずに底砂の上でじっとしてることが多い。基本的にはとても活発なお魚です。


「C.ラミィ」は、ブルブルっと身体を小刻みに震わせながら砂に潜ります。まぁ図体もでかいし、平たい身体をしていますから、この方法しかないのでしょうね。完全に潜り終わるまで、時間にして2秒ぐらい必要です。
それに対して、「P.ジャンボゥ」は一気にバビュ~ンとダイブして潜ります。なかなか凄いテクニック、実際に目の当たりにすると、それなりに感動すること請け合いです!瞬きしている間にすでに砂の中に潜ってしまいますから、時間にしたら0.2~0.3秒ぐらいなものでしょう!!




余談ですが、「P.ジャンボゥ」の販売水槽には必ずと言ってよいほど「Parotocinclus spilosoma Fowler, 1941」(パロトシンクルス・スピロソーマ)が混ざっているケースが多いようです。賢明なショップはきちんと選り分けて販売しているようですが、ほとんどのショップはほったらかしで混ざったまま販売しています。。。
「ピットブル・プレコ」の実勢価格は600円~700円と言ったところでしょうか。そして、「P.スピロソーマ」は1,000円~1,300円ぐらいで販売されていますから、混ざったまま販売することでショップは損をしているはずなんですけどねぇ・・・。

この2種類の「パロトシンクルス」、お店での見分け方はとっても簡単です。特に流木や水草が入った水槽だと一目瞭然です。

見分け方;-
① 「パロトシンクルス・ジャンボゥ」は、流木や水草に登らない。たとえ登ったとしても底から15cmより上には居ない。
(15cmより上に居る個体は買わない方が良いです。健康な個体は水槽の上側には行きません)
② 「パロトシンクルス・スピロソーマ」は、流木の裏側や反対側にとまっている。
(活発に動きながら絶えず底砂を移動している個体なら大丈夫ですが、底にじっとしている個体は買わなくて正解です)

って言うか、「ピットブル・プレコ」を大磯砂の水槽で売るのを止めて欲しいなぁ。。。
砂に潜れないストレスでかなりの数が死んでいるんじゃないんでしょうかねぇ~。。。



彼ら「砂潜り」君は、砂に潜りたいんですよ!!



by ybkj | 2007-03-02 01:16 | 他のお魚

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